【12月23日(祝)】「植木鑑賞道をきわめるツアー in 巣鴨」



 

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植木鉢、鑑賞していますか?

ともすれば、まったく気にとめない植木鉢という存在。

いったん注意してみると、あっちにも植木こっちにも植木と、路上にはおどろくほど植木鉢があふれている。

 

 

 

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▲植木ウォッチャー・木村りべかさん

 

なんでもない普通の植木鉢に魅せられ、8年ものあいだ写真を撮りつづけているのが、図画工作作家の木村りべかさんだ。

独自の植木鉢鑑賞道を切りひらく植木ウォッチャーである。

 

木村さんが植木鉢の虜になったのは、美大生2年のころ。

地元ミニシアターに放置されてたお祝い用の鉢植えの残骸に「豊かだったころの記憶が残ってて、切ない。いいな」と惹かれたのがきっかけ。

「どこにでもあるのが良さでもあり、しんどさでもある」とおっしゃる木村さん。

遅刻しそうでも疲労困憊していても、植木鉢があまりに気になってしまい「外にでるのがしんどい……」と追いこまれてた時期もあったほどだそうだ。

 

そんな植木の酸いも甘いも噛み分けた木村さんをガイドにおむかえし

12月23日(祝)「その道8年の植木ウォッチャーが伝授する!植木鑑賞道をきわめるツアー in 巣鴨」

を開催いたします。

 

 

 

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▲順路もクリスマスツリーのようだ

 

今回の順路は、巣鴨からスタート→庚申塚駅を経由→大塚駅ゴール。

季節がら順路もクリスマスツリーのようだ。

 

絵を描いたりブログを公開したり、そういう表現活動をしない普通のおじちゃん、おばちゃん。

彼らが唯一おこなうアウトプットたる植木鉢。

鉢の配置にこだわりを感じたり、突きさす支え棒の色にこだりがあったり、その気はなくても無意識に心のありようがにじみでてしまっている。

見られることをあまり意識していない、剥きだしの表現をどう解釈するのか。

そのポイントを木村さんにガイドいただこう。

 

下に「こういう鑑賞ポイントを伝授するツアーですよ」という例をあげておきますね。

 

 

 

 

【こんな視点を伝授してもらえる】

 

●やさしさと用心深さの紐

 

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電信柱や家のフェンスに、ビニール紐でくくりつけられた植木鉢がある。

これは「植木鉢を倒したくない」という植木鉢オーナーの用心深さとやさしさの表れだ。

上記写真はヒモどころかゴムタイヤで結びつけている。「絶対に倒さないぞ」という強固な決意をかんじる。

 

 

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木村さんは「貝は、やさしさの象徴」と断言する。

「カルシウムを植木に与えてようという意思が、すごく優しい」そうだ。

犬好きに悪い人がいないように、貝がらを鉢にいれる人に悪い人はいない。

 

 

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やさしさは、段ボールにもあらわれる。

木村さんいわく「室外機の排気から植木をふせいでいる。すごくやさしい」とのこと。

路上というパブリック空間に漏れでてしまった、人々のやさしさを目撃しよう。

 

 

 

●鉢on鉢

 

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「大きな鉢のうえに、小さな鉢のせがち」

これは植木鉢鑑賞における定番あるあるだ。

 

 

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2重、3重は当たり前。

このように4重植木鉢になっていることもザラだ。

重ねることに定評のある31アイスクリームでも、ここまでは重ねてくれない。

 

 

 

 

●開けずの植木

 

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注意して見ていると、多くのドアが植木によってふさがれている。

これを「開けずの植木」という。

裏口ならばまだしも表玄関をふさぐ開けずの植木もあり「入り口とはなにか」と考えざるをえない。

 

 

 

●支柱病

 

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植木を支えたいがあまり、棒が異常に刺さりまくっている状態を「支柱病」とよぶ。

「支えたいというやさしさは感じるんですが、過干渉とでもいいますか。支柱におかされている鉢です」とのこと。

 

 

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▲スタンバイする支柱

 

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縦だけでなく横にも支柱をとおして、エクセルみたいになってるケースもある。

 

 

 

●根性系

 

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▲根性で植木鉢が持ちあげられてる

 

過保護に育てられる植木もあれば、成長をおさえきれず鉢から飛びだす植木もいる。

 

 

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木の根元をみると、びっくりするほど鉢が小さい。植物の生命力のすさまじさよ。

 

 

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植木ではないが、こちらも根性系だ。

アスファルトとトタンをぶちやぶり、姿をあらわす樹木。まさに爆誕である。

 

 

 

 

●アイドル植木

 

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はなから見られることをバリバリに意識したアイドル植木もある。

外部の目を意識しているだけに華やかだ。

 

 

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かわいいチューリップが室外機をお立ち台にフィーバーしている。バブルの名残をかんじる。

 

 

 

 

●植木と異物

 

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解剖台の上でミシンとこうもりがさが出会ったように、植木鉢のなかで植木と異物がひょんな出会いをしていることも。

上の写真は、麻雀パイがはいっていた。

「植物とかけて、緑一色のハイかもしれない」とよく観察したが、そんなことはなかった。

 

 

 

●みなしクリスマスツリー

 

みなし3

 

みなし2014年

 

みなし4

 

このシーズンだからこその見どころが「みなしクリスマスツリー」だ。

キラキラの装飾をほどこし、このシーズンだけクリスマスツリーへと変化させている植木のことだ。

ひとあし早く聖夜を堪能しよう。

 

 

 

 

 

【「植木鑑賞道をきわめるツアー in 巣鴨」の詳細】

 

■日時

2016年12月23日(祝)13:00~14:30

 

 

■場所

巣鴨駅から徒歩4分。とげぬき地蔵通り入り口の「すがもんのおしり」前に集合

(住所:東京都豊島区巣鴨3丁目32

 

 

■料金

3000円

※現地でスタッフに手渡しください

 

 

■定員

8名

 

 

■ガイド

木村りべか(図画工作作家)   twitter/サイト

 

[略歴]
1987年 群馬県生まれ
2011年 武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科卒業
2013年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業

 

[受賞]
2011年 キヤノン写真新世紀 佳作(選:椹木野衣)
2014年 3331 アンデパンダン スカラシップ賞(選:平方正昭)

「“日常のバグ”をテーマに、どこにでもある景色から面白いものを切り取っています」

 

 

■ツアーアシスタント

松澤茂信(東京別視点ツアー代表)

 

 

■ツアー内容

巣鴨駅~大塚駅間を歩いて、植木鉢鑑賞法をガイドする。

 

 

■申し込み方法

下記申し込みフォームより記入ください。

2営業日以内に確認メールを返信いたします。

【注】携帯メールの場合、返信届かない場合があります!






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